サービス事例

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

バッテリーについて

【メンテナンス商品】
2019年7月11日

バッテリー製品について紹介させていただきます。

当店では現在こちらの2メーカーの製品を扱っています。

ジーエス・ユアサ

HITACHI

どちらも日本の有名メーカーですね。

では、それぞれの製品の特長を説明してみようと思います。

GSユアサ エコ.アール レボリューション

最新のアイドリングストップ機能付き車両向けのモデルです。(充電制御車、通常車にも搭載可能)

GSユアサ エコ.アール ハイブリッド

トヨタ系HV車用の補機バッテリー

アクア、プリウス等

 

HITACHI エコロングセーブ

充電制御車向けバッテリー(通常車にも搭載可能)

 

それではここで、アイドリングストップや充電制御について少し説明をさせていただこうと思います。

 

・アイドリングストップ機能とは?

信号待ちなどでエンジンを停止し、ブレーキから足を離す等、発進しようとするとエンジンをかける仕組み。
なので、再発進する際のエンジン始動時のスターターへの電力供給に加え、アイドリングストップ時にはバッテリーだけでエアコン、ラジオ、カーナビを作動させているのでバッテリーへはとても負荷がかかってしまうんですね。

特に市街地で使用されている車両の場合は信号待ちでのストップ&ゴーが頻繁に発生するので、バッテリーにとってはとても過酷な状況です!

エンジン停止中のガソリン消費をなくし燃費向上を図るのを目的に最新の車種はほとんど搭載されています。

アイドリングストップ機能搭載車は専用の対応バッテリーを搭載しないとすぐにバッテリーが駄目になってしまいますよ(-_-;)

使い方にもよりますが、たぶん半年もたないと思います。

 

 

・充電制御車とは?

従来の車両では、エンジン稼働中はオルタネーターという発電機が常にバッテリーに対して充電を行いながら走行していたのでバッテリーは常に100%ちかくまで充電された状態になっていました。

しかし、オルタネーターの動力は・・・?というとエンジンなんですよね。

わかりやすい例えでいうと、一昔前の自転車のライトを思い出して下さい。

夜、暗くなってライトの横に付いてるレバーを倒すと前輪から動力をとってライトが点灯する仕組みでしたよね。ただ、途端にペダルが重くなって漕ぐのが大変になったと思います。

私も高校生の時にそういった自転車を使っていて、ライトを点灯しての上り坂は凄く苦痛だった思い出があります(-_-;)

このように、発電を行うという事は動力源であるエンジンにかなりの負荷がかかっている事になります。

なので、充電制御車というのはバッテリーの充電量が一定以上になっている時は発電をしないように制御して、エンジンの負荷を軽減させてあげよう!という仕組みなんです。(エンジン負荷軽減により燃費向上)

しかし、バッテリーへの充電時間が細切れになるので短時間で効率的に充電できる「高い充電受入性」が求められるので、充電制御車対応バッテリーが必要になります。

 

 

・ハイブリッド車用バッテリー

HV車では、駆動用メインバッテリーは基本的に交換の必要はありませんが、補機用バッテリーは定期的に交換する必要があります。

ハイブリッドシステムを起動するための電源として使われているので、この補機用バッテリーがあがってしまうと、ハイブリッドシステムが起動できなくなります。
そのため、たとえメインバッテリーに充分な容量があったとしても、車を動かす事ができなくなるのです。

プリウスやアクア等のバッテリーを車室内に搭載する車種の場合はVRLA(制御弁式)構造をもつ製品、もしくは一括排気構造を持つ製品が必須となります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カテゴリ:バッテリー交換 

担当者:渡辺

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