サービス事例

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

アライメント調整方法

2016年10月1日

当ホームページにて、たくさんのアライメント作業をご報告させていただいておりますが、

「実際どんな風に作業してるの?」

と言う疑問にお答えすべく、作業の一部ではありますがご紹介いたします。

まずは左端の写真をご覧ください。BMWのリアの写真です。

アームを固定しているボルトの位置が少し中心からズレています。

右端の写真のように、レンチを使ってナットをゆるめ、

このボルトを回転させ、中心位置が動いてアームを押したり引いたり

することでタイヤの角度を変えることができます。

左から2番目の写真をご覧ください。

ボルトから伸びるアームが、タイヤのどの位置につながっているかで

調整箇所が変わります。

前後方向に近い位置に伸びていると、タイヤの向き(トー)の調整。

上下方向だと、立っている角度(キャンバー)の調整となります。

このお車の場合は、上のボルトがタイヤの後ろ寄りなのでトー調整、

下のボルトが下寄りなのでキャンバー調整用の調整ボルトとなっています。

すべての車がこうなっているわけではなく、車種よって異なり、

リアには調整機構が無い車種も増えてきています。

フロントはほとんどの場合、また違った調整機構となっています。

車種ごとに確認しながら、作業を進めていきます。

これだけでそんなに変わるの?

と、思うかもしれませんが、この“たった数ミリの中心からのズレ”が

地手も大きな違いを生みます。これも車種によって調整幅は違いますが、

大胆に回してしまうと、とんでもない数字が出てしまうので、

画面を見ながら慎重にボルトを回し、丁度良いところでナットを締めて固定します。

文章にすると簡単ですが、非常に微妙で繊細な作業なので、

場合によっては時間がかかってしまうこともあります。

フロントトー調整は、ハンドルと繋がっている

タイロッドと呼ばれる部品の、長さが調整できるようになっており

伸縮することで、リアと同じようにタイヤを押したり引いたりして

タイヤの向きを調整します。

※右の2枚の写真は、それぞれ車種が異なります。

タイヤ館目白では、日々このような作業を行っています。

是非一度お試しください。

タイヤ交換の祭には、セットでオススメ致します!!

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