おかてんの「語源紀行」No.50
2014年8月27日
スタッフ日記へのアクセスありがとうございます。
50回目の語源紀行、今日は「お」から…
『おあいそ』です。
【意味】おあいそとは、飲食店でのお勘定や勘定書。「おあいそう」とも。
【語源・由来】
おあいそは、本来、お店側が「お愛想がなくて申し訳ありません」などと断りを言いながら
お客様に勘定書を示していた言葉である。
語源のままであれば、お客が「おあいそして」と言うと、
「こんな店には愛想が尽きたから清算してくれ」という意味になる。
「お勘定」の意味で「お愛想」が使われ始めたのは、庶民の暮らしや流行などの情報を掲載した
明治時代の雑誌『風俗画法』95号の中で、京都の流行語として
「勘定をあいそといふなど尤も面白く存じ候ふ』と紹介され、全国に広まったと考えられている。
【語源由来辞典より】
だそうです・・・居酒屋などでは普通に「おあいそ!」って使いますよね!
『庶民の暮らしや流行などの情報を掲載した雑誌』って、今でいうと
『関西ウォーカー』のような感じですかね・・・?
昔も今も流行のきっかけは『マスコミ』からなんですね!
担当者:おかてん