先日、特殊なサイズのタイヤ交換作業を行いました！

タイヤはブリヂストンのVSS（V-STEEL SNOW）、サイズは7.50R16です。VSSは深雪路での制動力やけん引力を追求したトラック・バス用のスノータイヤで、主に積雪地域や非舗装路で活躍する、非常にタフなタイヤです。

そして、今回の作業で特に大変だったのが、このタイヤがチューブタイヤであり、さらにリング付きのホイールだったこと！

通常、チューブレスタイヤの交換には高性能なタイヤチェンジャーを使用しますが、リング付きのチューブタイヤはチェンジャーが使えないため、熟練の技術を持ったメカニックが手作業で行います。

なぜ手作業？リング付きチューブタイヤの壁

リング付きホイールは、ホイール本体に組み込まれた「サイドリング」や「ロックリング」を取り外してタイヤを脱着する必要があります。この作業、タイヤのサイズが大きい上にビード（タイヤの耳）も非常に硬いため、専用の工具を使い、体重を乗せながら丁寧に、かつ力強く作業を進めなければなりません。

まるで昔ながらの職人技！

無事に新しいVSSを装着完了！安心してお使いいただけます。

確実な点検のために！ナットの白マーカーの役割

お客様の大切な車両のタイヤ交換後、当店では安全への最終確認として、全てのホイールナットに白いマーカーで印を付けています。

この「白いマーカー（トルクチェックマーク）」は、タイヤ装着時の締め付けトルクが適正であることを示し、さらに日々の「運行前点検」で大活躍します。

万が一走行中にナットが緩み、マーカーがずれていたら、それは異常のサインです。このマーカーがあることで、ドライバーの方が目視で簡単に緩みをチェックでき、早期に異変を発見できます。

安全運行への徹底したこだわりを持って作業を行っておりますので、ご安心ください！

タイヤ館真庭では、最新の乗用車用タイヤはもちろん、今回のような特殊な規格のトラック・バス用タイヤの交換も承っております。他店で断られてしまったような難しいタイヤ交換も、ぜひ一度ご相談ください！経験豊富なスタッフが、一つ一つ丁寧に対応させていただきます。