冬も安心、真夏にオールシーズンタイヤを装着した理由
標準で装着されている18インチのタイヤ。冬が近づくと冬用タイヤの準備が必要、でも今装着されているアルミホイールも気に入っていてインチダウンしてスタッドレスを装着をしたくない。
18インチのスタッドレスタイヤを見積もりしたら約30万円、しかし地球温暖化で降雪も少なくなりスタッドレスタイヤが必要な日は一年で数日。通勤で必要な日に凍結する時も少なく本当にスタッドレスタイヤが必要なのかと思う人も少なくない。
しかし、高速道路走行中に「冬用タイヤ装着規制」が出たときに高速下ろされるのも困し、冬の間心配な日を過ごすのもいやだなぁ。
そんな悩みを解決するのが「オールシーズンタイヤ」
メリットは
1、季節ごとのタイヤ交換が不要なことや、突発的な降雪、積雪にも対応できる
2、「スリーピーク・スノーフレークマーク(山の中に雪の結晶が入ったマーク)」の刻印があるオールシーズンタイヤは、冬タイヤとして認められる
3、保管場所やはめ替えの時の重いタイヤの積み下ろし・運搬が無くなる
4、ヨーロッパでも近年、オールシーズンタイヤの需要が急速に拡大し、特に2010年以降、需要が約5倍に急増しておりタイヤの性能も向上している
5、カテゴリーが夏用タイヤなのでスタッドレスタイヤに比べて価格が安い
デメリットは
1、凍結路面での制動距離がスタッドレスに比べて長くなり、豪雪・極寒地区では注意が必要
2、冬用タイヤとして使用する時はプラットフォーム(冬タイヤの使用限度)が出ているタイヤは使用できないので注意が必要
3、夏用タイヤが新しい場合(例えば新車とか)はそのタイヤが必要なくなる
このお車も夏用タイヤは新車の時からポテンザを装着。
雪が降ったら乗らないけど出先で急な降雪や高速道路での規制が出たときのことを考えると冬タイヤも必要かな?
しかし、スタッドレスタイヤは高額、しかも置き場所が無かったり、はめ替えも面倒。
オールシーズンタイヤの事は知っていたけど、現在装着している夏用タイヤはまだ使えるし捨てるのはもったいない。
その時「夏用タイヤを下取りします」という話でオールシーズンタイヤを装着しました。
デメリットの一つ、まだ「新しい夏用タイヤが無駄にならない」というハードルを越えられました。
見た目は初めて見るようなトレッドパターン
回転方向が有るのは雨の日の排水性能を向上させるためです。
装着すると目立ったトレッドパターンも違和感なく夏用タイヤと遜色有りません。
走行性能はポテンザS007Aに比べて乗り心地・走行音は良くなりました。ステアリングレスポンスは劣ります。新車装着用タイヤに近い感じです。
雨の日の走行印象
高速道路でも新車装着タイヤと変わらない走行性能。水たまりも全く違和感なく走れ、少し荒っぽくハンドル操作やアクセル操作しても普通に走れた
走行音もポテンザより静かで乗り味もマイルド、レスポンスは悪い。
しかし、ヨーロッパでは装着が増えているという事は高速走行で不安は無いという事で安心しています。
【まとめ】
高速道路を良く利用してドライブする私の一番の不安材料は冬の高速走行でした。
オールシーズンタイヤで一年中安心してドライブ出来ます。
冬や春のはめ替えの事も考えないですむし、車への積み下ろしもなくなりました。
サーキットや峠を攻める歳でもないので普通に快適に走れたらそれで良いのです。まだ使える夏用タイヤを下取りしてもらって、とても助かりました。
条件に合った人にとってオールシーズンタイヤはとても魅力あるタイヤですね。




