ヴェルファイアハイブリットの弱点を解消するタイヤ交換とは?
どぉも!望月です!
今日はタイヤの交換事例をご紹介したいと思います。
お車はこちら!
「トヨタ ヴェルファイアハイブリット」2016年式のAYH30W型。
国産ミニバンクラスでは最大級のボディサイズ
ハイブリットならではの滑らかな走りと低燃費性
迫力のある外装に、広く快適な車内
など、人気の理由には事欠きませんね。
そんな優秀なヴェルファイアハイブリット、唯一のウィークポイントは
「車体重量の重さ」です。
ハイブリットのユニットと4WDなのが合わさり優に2t越え
最重量グレード「エグゼクティブラウンジ」では2.2tなので
同じくトヨタのミニバン、ノア・ヴォクシーハイブリットより500㎏位重く
それによりタイヤの負担が大きくなり
早くすり減りやすかったり
重心の高さもあいまって車がふら付きやすかったりします。
実際にお車に付いていたタイヤを見てみましょう。
これは後輪側で比較的均等にすり減っているようです。
次に前輪側
丸で囲った部分の溝が消えかかっていますね。
しかし矢印のスリップサイン部分ではまだ結構溝が残っているので
全体が均等にすり減っていればもう少し長い期間使用出来たものとみられます。
これが偏摩耗といわれるタイヤの「偏ったすり減り方」で
天井の高いお車や重量車で起きやすく
空気圧のメンテナンス不足でも同じようになったりします。
主に負担の大きい前輪側で顕著に出ますね。
これはブリヂストンのタイヤカタログに掲載されている説明図ですが
ミニバンでは定番の症状となります。
逆に言えば
重心が高くても、車が重たくても
しっかり支えられるタイヤならば
タイヤの偏摩耗も、車のふら付きも防ぐ事が出来るという事です。
そこで登場したのが「ミニバン専用タイヤ」です。
車種の特徴に配慮した専用設計をすることで
「よりタイヤ長持ち」「より安定した走行」を可能としました。
ブリヂストンからも数種類のラインナップがあるのですが
今回お取付させて頂いたタイヤはこちら!
今年2月より新発売となった「プレイズPX-RVⅡ」です。
タイヤの骨組みを専用設計で強化したり
溝の配列もタフな作りにバージョンアップしており
ヴェルファイアハイブリットの大きさ&重さをしっかりと支えてくれます。
オーナー様は車での移動距離が長い方なので
車がふら付きにくくなり
安定して「ラクに」走れることが何よりのメリットになるかと思います。
車体への取付は専用の機械を使用した「センターフィット取り付け」で。
車軸の中心に正確に取り付け出来、タイヤの不要なブレを防ぎます。
仕上げは「ホイールアライメント調整」
ホイールの取り付け角度を適正に調整する作業です。
この車の測定したデーターを見てみましょう。
上の画像で赤く表示されている所が取り付け角度にズレがある所です。
マイナストーといって、左右のタイヤが進行方向に対して外側に開いており
そのままでは直進安定性の低下とタイヤの偏摩耗を招く状態です。
新しく取付したタイヤがしっかりと性能を発揮できるように適正値へ調整しました。
アライメントのズレはお車を普通に使用していても起きる事で
事故や自損がなくても3年以上調整していなければズレているとみて間違いありません。
一般的にタイヤの新品交換は3年~5年毎位が多いので
そのタイミングでアライメントを適正に調整すると
常に最善な状態でお車をご使用頂く事が出来ます。
今回は走行距離の多さ+車の弱点解消のため「プレイズ」ブランドをご購入頂きましたが
走行距離がそこまで多くない方は「車の長所を伸ばす」タイヤ交換がおススメになります!
どんなタイヤ交換か気になりませんか?
簡単には教えません(笑)
気になった方はお気軽に当店までご相談下さい!
アルファード・ヴェルファイアハイブリットのタイヤ交換は
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担当者:望月