エンジンオイルの「粘度」、気にした事ありますか?
こんにちは♪
札幌市東区のブリヂストンタイヤ専門店「タイヤ館北16条環状通」店です。
本日はオイルの豆知識です^^
皆さん、愛車のオイル交換をお店に依頼するとき、「粘度」を気にした事はありますか?
エンジンオイルの交換サイクルを3,000~5,000km走行毎などと決めている方は多いと思います。
ですが、受付時に「今日はどんなオイルをいれましょうか?」とお聞きすると・・・・!?
「おまかせで!」
「前回と同じで!」
そう仰られる方がたくさんいらっしゃるんです。(笑)
私達は、お客様のお車や乗り方に合ったオイルをオススメしておりますが、車種や走り方、交換サイクルによってもおすすめオイルの種類が変わってくるのです♪
今回は種類ではなく「粘度」にふれていきます^^
オイルには同じ種類でも、「0W-20」や「5W-30」のようにドロドロ度(表現が悪いw)が違います。
これを「粘度」と呼んでいます^^
お車ごとに指定の粘度がある中、燃費を考慮したエコカーのエンジンの大半は、「0W-20」などの低粘度オイルが指定です。
低粘度オイルとは粘度の低い(サラサラした)オイルのことです^^
オイルによる摩擦抵抗を減らすことで、燃費をよくできます!!
その逆のスポーツカーなんかは、指定の粘度が「10W-30」などの粘度の高いオイルが使われています^^
このオイルは粘度が高いのでドロドロしています^^
お店にこんなものがあります↓↓
ひっくり返すと・・・!?
左の「10W-30」より右の「0W-20」の方が粘度が低い為、おもりが下に落ちるのが早いです!!
ちなみに粘度の「○W」のWは、ウィンターの略なのをご存知ですか?
小さい数字であればあるほど、寒くてもオイルが硬くなりにくい特徴があります^^
そして後ろの数字は高温側の粘度についてで、エコカーなら~20だったり、スポーツカーなら40くらいだったり。ちなみに山内のミニバイクは「10W-40」です!!チビバイクですが、バイクはエンジンを回すので硬めです^^
そこで一つ疑問?
ふむふむ。Wはウィンターなのかー。
それならはや~い「10W-40」推奨のスポーツカーにも、北海道の冬は「0W-20」でいいのー!?
そう思われた方、いらっしゃいませんか??
答えは「NO-!」です!!
高粘度推奨車に低粘度オイルを使用すると、高温になって粘度が下がりすぎると油膜が薄くなります。
圧力がかかったとき油膜切れを起こす事が!!いわゆるシャバシャバ状態ってやつです><
油膜切れの状態で金属摩擦が発生するとエンジンの焼き付きが発生する事も!!コワイ・・・。
なので!!おクルマの乗り方や使用目的によって、エンジンオイルの「粘度」は重要なのです!!
愛車がどんなオイルを入れたらよいかわからないお客様、ぜひスタッフまでお気軽にご相談ください^^
カテゴリ:メンテナンス
担当者:山内