ホイール
RAYS VORK RACING G025
VOLK RACINGのデザイン美学に
「理由のあるライン」「意志を持つカタチ」がある。
単にデザインの為のデザインでなく、
機能とストリートカーに必要な造形の刺激が必要と考える。
それは見るものを感嘆させるフォルム、
VOLK RACINGならではのディティール、
Gシリーズならではのエモーショナルなカタチ。
それらを具現化するにはレイズエンジニアリングの
構造シミュレーションによる解析が必要不可欠。
従来技術で同じデザインを作ればスポーク幅は6.5mmとなるが、
G025では5mmへと進化。
まるで美しいハイヒールの如く仕上げられたスポークであるが、
それでいて最新ハイパフォーマンスカーからの入力値をこともなげに受け止める。
これぞ The Professional Forged。
レーシングホイールを100%自社で作り上げる実力から生まれる、
ダイナミック感。
これは極限を知る者が造るゆえか。
デザイン面に目を向けると普遍的にも思える2x5デザインに見えるが、
往々にして、スポーク間に配置されるボルトホールを置かず、
あえて応力の集中するスポーク中心に置く大胆さ。
さらにウェイトレスホールをボルトホール横、
スポーク付け根と二か所に配置。
これは最新の5軸加工機による仕業。
G25,G16とは一線を画すスポーク断面形状はハイオフセット&ビッグブレーキ
という流行へ対応しつつも、シャープに見せ、フラットに見せないデザイン。
もちろんフェイスは4種を用意しレーシングコンケイブと名乗る仕業。
何より、各部のエッジ感の出来栄え、
いでたちにこそこのホイールの凄味は、
生まれがレーシングだからか。これまたG025の仕業といえよう。