スタッフ日記

スタッフがさまざまなテーマでクルマに関する情報をお伝えします。

修理不可? パンクしたときの対処

2020年4月29日

走行中、何か違和感が…。よくみてみると、タイヤに何やら釘が…!

…なんて経験したことはありませんか??

 

走行中、釘やなにかの鉄片を踏んでしまい気付かぬうちに しかも唐突に起きてしまうパンク。

何かを踏んでしまうことに関してはふせぎようがないので困ってしまいますよね。

 

当店ではパンクの点検や修理も行っているのですが、場合によっては修理できないものもあるんです。

先日、実際にご来店いただいたお車の一例をご紹介します。

 

 

こちらがパンクしてしまったタイヤ。(泡で見えませんが)釘のようなものが刺さっていました。

通常であればこの部分に修理材を埋め込んで修理することが可能ですが…、

次の写真をご覧ください。

 

 

タイヤ側面にある「BRIDGESTONE」という字の上部が何かで擦られたかのように消えかかっているのがわかります。

 

これは『引きずり痕』というもので、パンクしたあと走行してしまうことでタイヤ側面が変形することで、タイヤ内部が大きく損傷してしまったときに見られるサインのようなものです。

 

こうなってしまうとパンクの修理ができなくなってしまいます。

タイヤ側面部の強度が著しく低下してしまっているため、修理材を埋め込んでも空気圧を充填する際に破裂してしまうことがあったり、

または、空気圧が充填されたとしても走行中に破裂してしまう危険性があるなど、

バースト(破裂)に繋がるリスクが非常に高くなってしまうんです。

 

通常であれば修理できるパンクも、発見が遅れることでタイヤの交換に…なんてことあるので、

定期的な空気圧点検や運転前のタイヤ点検などがとても大切になります

 

当店でも無料空気圧点検、タイヤ点検を実施していますので、ぜひ気軽にお立ち寄りください!

 

 

担当者:梅津