サービス事例

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

プリウス 事故後のアライメント調整

【トヨタ プリウス その他 タイヤ・ホイール関連 > 4輪トータルアライメント調整】
2019年10月29日

今回はプリウスのアライメント作業です。

 

お客様曰く、最近左後ろをぶつけてしまったのだそう…

鈑金屋さんで綺麗に修復したそうですが、走りに違和感があるといった旨ご相談を受けました。

 

実はこれはよくある話なのです。

 

鈑金屋さんはボディの歪みや凹み、傷を直すプロです。

 

しかし何かにぶつかってしまった時、事故を起こしてしまった時、衝撃を受けるのはボディだけではない場合がありますよね。

例えばタイヤやホイール、それらを支えている車軸やアームと呼ばれるパーツ類。

それらに大きな衝撃がかかり、少しでも歪んでしまうと、タイヤの取り付け位置がズレてしまうことがあるのです。

 

そうなるとハンドルを真っ直ぐにしていても横に逸れたり、走行中ハンドルが取られやすくなったり、タイヤの磨耗が激しくなったり……

とても危険な状態です。

 

しかし、鈑金屋さんでボディの修整や歪んだパーツの交換をしただけでは、タイヤは正確に元の位置には戻りません。

 

今回行なっているアライメント作業ではタイヤを支えているパーツ達の細かな調整が出来るのです。

 

まずはタイヤの位置を専用のセンサーで計測。

 

青丸が調整前の後ろ側の数値になります。ぶつけた左後ろ(+1°27')はやはり大きくズレているようでした。(このレベルになると目視で認識できる位です)

プラスがつく数字はタイヤを真上から見たときに、フロント側が車体側に入り込んでいる状態を表します。

つまり左後ろのタイヤのみが、ハンドルで右にきられているような状態にあるのです。

 

確かにこれでは車は真っ直ぐ綺麗には走らないでしょう。

 

工具を使って車体下から調整を行なっていきます!

 

リヤも。

 

すると写真2枚目黄色丸の、メーカーが定める基準値に限りなく近い状態に修整することが出来ました。

これではじめて車が完全な状態に仕上がったことでしょう!

 

タグ:50系プリウス トー キャンバー キャスター アーム交換 八千代 勝田台 なごみの米屋

カテゴリ:アライメント測定・調整 

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