サービス事例

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

スペイド リアスタビバー取り付け

【トヨタ スペイド その他 パーツ取付 > 足回り関係取付】
2019年7月21日

こんにちは(*^▽^*)

今回は足回りの補強パーツの取付事例を

ご紹介いたします。

車輛はトヨタのスペイド

乗り降りしやすく天井が高い室内で

シートアレンジも多彩!

それでいてコンパクトな為

取り回しも良く

街乗りでの使い勝手は最高ですよね!

意外と走りも悪くないスペイドですが

コンパクトなファミリーカーなので

スポーティーな足回りではありません(=_=)

快適性重視の柔らかな味付けですね

(姉妹車の現行型ポルテと足回りは共通です)

実はスペイド/ポルテは

同メーカーのミニバンである

『シエンタ』や『アイシス』よりも

背が高く2WD車でも1690mmもあるんですよ( ゚Д゚)

そのため遠心力で車体が傾く

【ロール】は大きめです(=_=)

 

今回のご依頼者様も

そんなスペイドのロールを抑え

乗り心地を改善したい!

との相談で来店されました。

スペイドのリアサスペンションは

『トーションビーム』

という方式を採用しています、

小〜中排気量のFF車(前輪駆動車)では

最もポヒュラーな方式です、

この『トーションビーム式』サスペンションの特徴は

左右で独立して動くサスペンション(トレーリングアーム)を

『ある程度ねじれる横棒』(クロスビーム)で繋げちゃえ!って構造、

この『ある程度ねじれる』ってのがミソで、

左右のサスペンションの独立した動きを残しつつも同調している感じ、

もしこの横棒(クロスビーム)が全くねじれない

ガッチガチのアームだったら左右の独立性もなく

トラック等に多く採用される『車軸懸架』(固定車軸)に近い

動きになってしまいます。

『独立懸架』と『車軸懸架』の中間的な位置にあるのが

トーションビーム式の特徴なわけです。

で、今回取り付けをするのが

CUSCO(クスコ)『リヤ・スタビバー』

(どーでもいいですがリアじゃなくリヤなんですね( ゚Д゚))

左右のサスペンションが個別に動くほど

路面の追従性は高まりますが反面、

コーナリングでのロール量は大きくなります。

(片側のスプリングだけググゥーって縮むイメージ)

その為、独立懸架な車種は左右のサスペンションを

『スタビライザー』っていうねじり棒で繋ぎ

同調性を持たせたりすることがあります。

トーションビーム式は

クロスビームがスタビライザーの役割も

果たしてるんですが今回のパーツは

そのクロスビームのスタビライザー効果を

強化する目的の物です

上にも書いたようにガチガチに固めてしまっては

車軸懸架に近づいてしまうので

あくまで少しねじれにくく補強するためのパーツです。

リヤ・スタビバーのメリットは

車高や乗り心地を変えずに

ロールを抑制できるということ!

スプリングやダンパーはそのままですので(*^▽^*)

 

興味がある方はお気軽に

ご相談下さい(*^▽^*)

担当者:宇尾野

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