福島旅行4日目 後編
2018年12月10日
小林です。
ついに今シリーズ最終話です!
その後は太平洋側へ…
そう、津波や原発の被害を受けた浪江町周辺へと向かいます。
まずは帰宅困難区域内を通る、常磐道を一区間だけ走りました。
よほど汚染土の置き場に困っているのでしょうか、高速道路の脇に積み重ねて置いてありましたよ。
そして等間隔に放射線測定器が設置されていました。
高速道路上から見える家々は、そこまで荒んでいる訳ではありませんが、人気が全くなかったのが印象的。
また、帰宅困難区域の検問所周辺も異様な雰囲気で、至る所で土壌検査が行われていたり、
ガードレールや標識はまっ茶色に汚れきったままであったり。
あとは大量の大型ダンプが行き交っているので、舗装がボロボロのままなど、
なかなか強烈なイメージでした。
復興はまだまだだと言うことを思い知らされます。
その後は浪江町の復活した仮設の商店街、まち・なみ・まるしぇで海鮮丼を食べ。
そして浪江町の主力産業の1つである漁業も復活しつつあるということで、請戸漁港へと向かいました。
巨大な防潮堤や漁協の施設のかなり大規模な工事が行われていましたが、
ちゃんと漁船もいますよ。
しかし周辺には全く家屋は残っていない。
友人が、あえて残してある所以外はもう既に片付いてしまっている、と言っていたのですが、
正しくその通り。ちょっと遅すぎましたね。
その後は郡山戻り、夜景を観て帰路に着きましたよ。
そういえば道中猿めっちゃいた笑