スタッフ日記

スタッフがさまざまなテーマでクルマに関する情報をお伝えします。

タイヤパンク時の注意点について!

【三菱 eKワゴン メンテナンス商品 タイヤ・ホイール関連 > 4輪トータルアライメント調整】
2021年2月1日

本日から2月にいよいよ入り春に近づいてまいりました。

今日は朝から天気が良く放射冷却により、

出社する時には、マイナス8℃で路面凍結もかなりしていて

路面は大変滑りやすくとても危険な状態でした。

今年一番の冷え込みだったと思います。

その分日中は、気温も上がり天気も良く過ごしやすい日になりました。

 

先週は寒波の来襲で事故も多く発生し、パンクも多かったでした。

パンクしたまま走行しますと、ホイールや車両にもダメージを与えてしまう事もあります。

 

そこで、当店でのパンク車両の事例を紹介したいと思います。

入庫した時のパンクの状態がこちらになります。

ホワイトアウトで縁石が見えず、縁石に乗り上げてしまいホイールが曲がり

パンクしてしまった事例です。

今回は、アルミホイール4本とスタッドレスタイヤも5年使用していましたので

ブリザックVRX2に4本交換いたしました。

 

ここで重要なのが車体へのダメージがあるか無いのかという事です!

タイヤを取り外してサスペンションを目視してみても異常は見つかりませんでした。

通常はこれでタイヤを新品にして終わりなんですが...

タイヤ館柏崎では、このような場合はタイヤの取付角度(アライメント)が

もし、ズレていた場合には、せっかくの新品タイヤがスグに摩耗してしまい

もったいないことになり、お客様から新品タイヤがスグに無くなったと

クレームになる事案も発生しかねません!

 

今回はお客様に説明してアライメント測定してみました。

測定結果データがコチラです。

上が4輪測定データで、 下がフロントのみのデータになります。

フロント左タイヤがパンクしたので、

やはり左側が大きくキャンバー角度が付き

フロントのトーがインの1度15分と大きく内側に入ってしまっています。

このまま走ってしまいますと、燃費の悪化とタイヤも数か月で無くなってしまうところでした!!

調整後データがコチラです。

これで、トーも4輪基準値に入りましたので

バッチリまっすぐに走れました!

 

しかしながら、左のフロントキャンバー角度が2度38分付いて、

左右差が1度30分付いていますので、

ショックアブソーバーのロッドの曲がりが予想されます!

 

今回はローダウンサスに純正ショックアブソーバーが装着されていましたので

リフレッシュもかねて、車高調キットの検討もオススメしてみました。

 

今後このまま走行されますと異音やショックアブソーバーからのオイル漏れも

予想されますので、早目の交換をオススメ致しました。

 

皆様もパンクや縁石に乗り上げた経験などありましたら

タイヤ柏崎でアライメント測定を行ってみませんか?

担当者:五十嵐