中古車購入時の注意点 アライメント測定してみてはいかがでしょうか?
本日は先日、タイヤ館柏崎にご来店頂いた 新規のお客様のお話を紹介します。
現行モデルのワゴンRを事故車修復済みの中古で安く購入したお客様で
点検に出したところサイドスリップが10㎜ずれている事が分かり
足回りの異常もしくは、アライメントのズレがある事が分かり、
その場では、サイドスリップの調整は行わないで、とりあえずは、
サイドスリップ調整を安く出来るお店を探して、当店に相談に来られました。
当店ではサイドスリップテスターは無いのですが、
4輪トータルホイールアライメントテスターがあります。
アライメント調整の提案と説明を致しましたが価格面では、
サイドスリップ調整の数倍の金額になる事で、始めは諦めてしまいましたが、
その後のアライメント測定とは(3Dデータ表示/トー キャンバー キャスター値)とサイドスリップ調整(1D・キャンバーとトータルトーの合算値)の違いとメリットとデメリットの説明し
更に、現在の燃費を聞いたところ、リッターあたり10Km/㍑という事でしたので
さすがに現行の軽自動車でこの燃費は有り得ないと思いましたし、
タイヤの内側に段減りが発生している事を考察し、お客様の為を思い、
強くアライメント測定を薦めてみたところ、こちらの提案に納得して頂き作業を行いました。
そして4輪アライメントの測定の模様がコチラ。
タイヤ4輪にアライメントテスターのセンサーを4ヶ所取付します。
【前輪の測定データ】
4輪の測定データ】
測定結果からフロントタイヤのトーがアウトの47分 ミリ表示すると(約-10mm)
キャンバー角度は左右共に基準値だったことから
フロントショックアブソーバーの曲がりはまず無いことが考察できたので
今回は大幅にズレているトーを左右とも基準値のゼロに調整致しました。
これで燃費も今迄の倍くらいは走ると思いますので、今回掛かったアライメント料金もガソリン代でペイできると思いますよ!
担当者:五十嵐