サービス事例

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

EN規格バッテリー徹底解説!

【メンテナンス商品】
2021年11月7日

最近の増えてきた、【EN規格バッテリー】ご存じでしょうか?

現在、トヨタ車を中心にグローバル展開しているカーメーカーが使い始めているんです。

今までのJIS規格(日本工業規格)からEN規格(欧州統一規格)にすることで、

国際的に部品の共通化ができる為、コストダウンにも繋がるため、採用されているみたいです。

バッテリーの形が違うため、互換性がありません。

端子の位置が蓋より低くなってます。

 

今までのバッテリーは上側で固定していましたが、

EN規格バッテリーは主に下側で固定します。

手前がEN規格バッテリーです。このでっぱりで固定します。

 

バッテリー形式の表記も違います。

今までは

40B19L

40=性能ランク

B=バッテリーの短側面のサイズ(端子の大きさと覚えている人も多いです)

19=バッテリーの長側面の長さ

L=端子の位置

こんな感じでしたが、

EN規格バッテリーは

375LN2

375=性能ランク

LN=高さ

2=長さ

とわかりやすくなってます。

現在、日本車にはLN0~5の6形式が搭載されています。

当店で扱っているEN規格バッテリーは日本の気候・風土に適応したものとなっております。

ヨーロッパと日本では気候もクルマの使い方も違います。

欧州仕様のENバッテリーは中の電解液の余裕代が日本仕様と比べ、半分ほどしかありません。

日本仕様は液枯れリスクが少なく、補水もできるようになっています。

点検する際もJIS規格とEN規格では異なりますので、

バッテリー交換してないけど、大丈夫かな?と思った方、

EN規格バッテリー取扱店の当店へご相談ください。

 

 

カテゴリ:バッテリー交換 

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