スタッフ日記 / 2019年10月4日

スタッフがさまざまなテーマでクルマに関する情報をお伝えします。

意外と乗りっぱなしの方が多い『ATF』を交換して走りをスムーズにしよう!

2019年10月4日

こんにちは、愛知県一宮市 名神自動車道の一宮インターと東海北陸道の一宮木曽川インターの間くらいにあるタイヤ館一宮バイパスです。

みなさんは『ミッションオイル』とか『オートマオイル』って聞いたことはありますか?

この2つ、どちらもクルマの変速機に入っているオイルです。2つの言い方は、『ミッション(=トランスミッション)オイル』→マニュアル車・『オートマ(オートマチックトランスミッション)オイル』→オートマ車の違いなのでしょうか。

今日は、現在の車両のほとんどがオートマ(またはCVT)なので、ATF(CVTF)について書きます。

ATFとは「変速機」の油です。A(オートマチック)T(トランスミッション)F(フルード)です。

油=オイルなのですが、自動車用語ではオイル=潤滑(滑りをよくするため)・フルード=伝達(力を伝えるため)で名前を使い分けているそうです。フルードは馴染みの少なそうなので「オイル」と言わせていただきます。

当店にご依頼いただく作業の中で、タイヤ関連の作業と同じくらい多いのがエンジンオイル交換です。

みなさんもエンジンオイルの交換は、クルマのメンテの中で一番意識が高いと思います。

ただ、エンジンオイルに対し「伝達系」のオイル交換はあまり気にされたことがないのでは・・・

理由としては『車検のときに見てくれてるとおもっていた』『特に異常がない』からだとおもいます。

確かにクルマが動いているのであれば正常といえます。ただ、オイルは劣化するもの。

劣化したオイルは伝達する能力が下がっている=動きがスムーズではない・燃費が下がった・ショックが発生するなど問題はでてきます。ただ、毎日乗っているマイカーは徐々に劣化すると同時に慣れてしまうのでわからないんですよね。

 

この2つのオイルを見ていただくと違いがわかりますね。このお車、走行に支障はありませんでした。

ただ、交換後の違いはビックリ。加速感・エンジンの力が伝わってくる感じが全く違います。

これは、性能が上がったのではなく性能が戻った・・・今までその力を無駄にしていたことですね・・・

このオートマオイル、あまりに無交換状態が長ければ交換したくても交換できなくなります。

理由は、配管の中に溜まった汚れが新しいオイルを入れることで一気に剥がれ落ち、弁に詰まってオートマ本体を壊してしまう可能性があるからです。

頻繁に交換するものではないですが、せっかくのエンジンパワーを無駄にしない為にも2~30000kmごとの交換をおすすめします。

交換をお考えの方が、ぜひ一度ご相談ください!!

当店にて取扱いのATF・CVTF『エコダッシュ』については、下のリンクからご覧いただけます!

https://www.taiyakan.co.jp/shop/ichinomiya-b/products/category/3/