TOYOTA アルファード アライメント
今回は
TOYOTA アルファード
「走行距離82,868㎞」
アライメント作業をしました
測定理由
今回のアライメント測定理由・・・
「高速道路を走行中に
車体が右に流れるから
アライメントを測定してほしい」
とのことでした、
測定結果
上記の画像が測定結果になります
赤丸と黄色丸部分が基準値の範囲外です
この測定結果により
車が右に流れていることが確定しました。
何故車体が右に流れるのか
車体の右フロントの角度が内側に傾いているのが
測定結果でわかります。
これだけでは車体は左側に流れるのですが
「トータルートー」と言われる
車体が真っすぐに進む角度が
右に傾いています
これにより
車体が右方向に
流れるのです。
調整後
今回調整させていただいたのですが
大型ミニバンで
走行距離が8万キロ超えているのもあり、
タイヤの溝の残り具合が左右均等でなかったのもあり
その後の試走で
調整したが真っすぐ走行しない事態が発生。
その後も
ローテーションをして
アライメント調整をやり直しても
真っすぐ走行しない・・・
こうなると次は
① タイヤを新品に交換して
アライメントをやり直すか
② 偏摩耗を覚悟のうえで
フロントトーの角度を触るか
③ 足回りを一式交換するか
大まかにこの上記3つの事を
やっていくことになります。
アライメントをすれば完璧に真っすぐ走行するわけではない
今回のケースでわかったように
「車が変な方向に流れるからと言っても
必ずしも
アライメントが原因ではないのです
様々な要因が重なって、異常が起こる
アライメントはその
様々な要因の一つなのです。」
アライメントも可能性の一つとして
捉えていただければ
幸いです。
カテゴリ:アライメント
担当者:上戸