サービス事例

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

HONDA N-WGNカスタム JH1 タイヤ&バッテリー交換☆

【ホンダ N-WGNカスタム タイヤ タイヤ・ホイール関連 > タイヤ・ホイール交換】
2021年6月30日

 

当店を初めてご利用頂くオーナー様☆

お車はスタイリッシュなN-WGNカスタムですが、

お仕事でお使いとのこと・・・

2013年にホンダが軽自動車作りにおいて新たな

指標として位置付けて開発された車で、洗練された

エクステリアはもちろんのこと、車としての走りの

上質さを求めて、従来のエンジンの燃焼システムや

ミッションにまで大幅な改良を施しているのです!!

 

その核心となるのがエンジンの高出力化とそれに伴う

冷却システムやミッションの構造の改良です!!!

同じN-BOXやN-ONEがすでにNシリーズとして販売

されている中、車の心臓部に手を加えるという変更は

なかなかレアなケースと言えるのではないでしょうか(驚)

 

では、どう高出力化するのか・・・軽自動車は排気量は

660CCと限られています。

排気量が変わらないなら、燃焼効率を上げる以外に方法は

ありません。

そこでホンダは自社の軽自動車で初めてとなる

ツインインジェクションシステム

を採用します!

通常、気筒内のインジェクター(ガソリン噴霧装置)は1基

なのですが、それを2基にし、気筒内により多くの燃料を効率

良く噴霧。空気とより均一に混ぜ合わせることにより高圧縮を

実現しました!

それに伴い、ノッキングが発生しやすくなるためバルブの放熱

・冷却性を高めるためにホンダでは初めてとなる

ナトリウム封入バルブ

を採用します!バルブ内にナトリウムを封入することで排気

バルブ近辺の冷却を速やかにする効果があります!

 

ミッション(CVT)に関してもフルードウォーマーの構造

変更やギア比の見直し・トルクコンバータの油圧制御の

速度なども変更されました!

 

アイドリングストップ機構も改良され、従来の完全停止状態で

エンジンストップではなく、減速し10km/hを切るとエンジン

が止まることにより燃料消費を制限しています。

さらにボディ重量も大幅な軽量化が施され対N-ONE比で15%減

を実現!!

結果、高出力・省燃費化が実現され、市場での高い評価が

Nシリーズの月販登録台数の伸びにつながったのです☆

 

と、前置きが長くなり過ぎましたが、オーナー様は「タイヤの

減りが気になるので見て欲しい」

とのことで、点検させて頂くと(タイヤの写真を撮り損ねました!)

タイヤはまだ3年未満なのですが、かなり溝が減ってしまってました。

お車をよく見ると後部座席はたたまれ、お仕事用と思われるお荷物

満載・・・とまではいきませんがなかなかの量積まれてます!

走行距離は約9万km。オーナー様がいつからお使いか聞きそびれて

しまいましたが、長距離の運転は多いとのこと・・・

タイヤへのご要望は「とにかく減りづらいほうが良い。」

 

 

はい!かしこまりました☆ということでワタクシがお勧めしたのが

エコピア EX20C  TYPE H

写真がピンボケで申し訳ございません(汗)。

元々、エコピアEX20シリーズが「雨に強く、減りづらい」という

コンセプトを主眼に作らているタイヤでセダン・ミニバン・コンパクト

とサイズによって車種別専用設計を採用している商品なのですが、

後になってコンパクトの一部サイズにだけ追加で設定されたのが

このタイヤです!

この「TYPE H」はハイト=車高が高いという意味なのですが、

車高の高い車のふらつきを抑え、減りにも強いという特徴を有して

います!

後発された背景としては、背丈の高い軽自動車が従来と比べ急増し

、それが市場でのメインとなってきたということです。

車高が高ければそれだけ車の重心が上がります。物体が動く時、重い

モノが高い位置にあると、動かすにもその動きを止めるにも低い位置に

ある状態と比べて大きなチカラを必要とします。

そのチカラは車体からタイヤを介して地面に伝わるため、車高が高い

車ほどタイヤに掛かるチカラ(負荷)が大きくなり、車体がふら付く

原因となってしまうのです!

 

じゃあ、ふらつきをタイヤで抑えれたらいーんじゃない?といった

経緯で開発されたタイヤなんです!

ですから、N-WGN自体は車高はそこまで高いお車ではないものの

常にお仕事道具を積んだままで、重量が重くなってらっしゃるのと

コンパウンド的に摩耗にも強いタイヤということでコチラをお勧め

致した次第です☆

 

 

タイヤに充填する空気圧は、積載量から見て30kpa高めにして

作業致しました!

それと、作業の際エンジンルームを点検すると気になる点が1つ!!

前回のバッテリー交換から約4年が経過してるじゃぁありませんか!?

バッテリーテスターで点検すると「要交換」

あ、このバッテリーの交換ステッカーでお車の走行距離ペースが

分かりますね♪

現在の距離約9万km 4年前の距離が約3万2千km ですから、

この4年で5万8千kmほど走行なさっているということですね!

やはり平均値よりは距離が進んでらっしゃるので、タイヤのみならず

バッテリーにも(乗らなすぎるよりはいーですが)お荷物の部分も

加味するとシビアコンディションであることが言えるかと・・・

 

オーナー様に報告・ご説明致しますと「すぐ出来るならお願いします。」

と、快諾頂きました!

やはりお仕事用なので、転ばぬ先の杖!上がる前のバッテリー交換!!

よくお分かりでらっしゃいます☆

 

 

先にも述べましたが、アイドリングストップ機構が搭載されている

N-WGNには専用のアイドリングストップ用バッテリーを取り付けて

あげないとイケマセン!

エンジンを頻繁にかけたり止めたりするのはバッテリーに多大な負荷を

掛けることになり、もし仮にアイドリングストップ車に通常の鉛バッテリー

を付けると、最短だと半年ほどしかもたないという事例がございます・・・

というわけで、お取り付け致しますのはブリヂストンオリジナルバッテリー

エコロングセーブ IS M-42R/60B20R

でございます!

昭和電工マテリアルズ(旧日立化成)とブリヂストンがタイアップして

販売している商品でアイドリングストップ車以外のお車に装着した場合

     36か月 走行距離無制限

アイドリングストップ車に装着した場合は

     24カ月 走行4万km

が保証期間となっております!

 

 

ハイ!これにて作業終了でございます!

タイヤとバッテリーが一新されましたので、ご安心して

お仕事して頂けますね♪

タイヤ・バッテリーを含めた点検は随時無料にてお承り中

です☆

その他、お車について気になられることがございましたら

お気軽にお問い合わせください!!

カテゴリ:タイヤ メンテナンス 

担当者:登坂

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