サービス事例 / 2020年2月25日

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

車検整備②

2020年2月25日
みなさま、こんにちは
車検点検項目の中にサスペンション
ダストブーツ亀裂、損傷の点検があります。
新車から3回目の車検、7年目頃からのクルマに
フロントサスペンションロワアームの
ボールジョイントダストブーツのひび割れ
進行状態がよく見ます。

ダストブーツのひび割れだけなら車検は
合格しますが、そのまま使用を続けると
ひび割れ箇所から内部のグリスが飛び出してしまう
そんな状態では修理が必要です。
ダストブーツの役目はボールジョイントの
潤滑グリスを閉じ込めて
サスペンションの動きに合わせて
ジョイントを保護しています。
ボールジョイントはとても重要な働きをしています。
ハンドル操作に関わる重要部品です。
人間で例えると関節部分、大腿骨でしょうか
骨が外れてたり折れたりすれば
動かすことができません。
クルマも同じようにロワアームボールジョイント
が損傷すると走行できません。
よって壊れてからでは遅いので
適切な時期に修理、交換作業を
おすすめしています。
ステアリングナックルから
ボールジョイントを取り外して
次はロワアームからボールジョイントを
取り外します。
長い年月の使用の為、サビ、サビサビ
なかなか手ごわい作業でした。
こちらのタイプはダストブーツのみの
設定が無く、ジョイントASSY交換です。
新品と使用済品を手で動かすだけでも
違いがわかります。
だいぶお疲れな感じでした。
交換後はアライメント調整を実施
ハンドル操作にしっかり感が戻りました。
直進性も向上しましたよ!

担当者:坂野井

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