タイヤ交換の忙しい毎日もゴールデンウィークを境に終わりを迎えます。

毎年ゴールデンウィークが来る度思い出すお客さんがいます。

まだタイヤ館福島が開店して間もない頃、東京だったかそっち方面から

連休を利用し、福島旅行ついでにサファリパークへ遊びに行って来たという

家族連れの面白いオヤジさん。

「パンクなんだけど見てもらえる？」との事だったので

「大丈夫ですよ」と。

「ただねぇ・・・何か刺さったとかじゃなくて・・・」

「？」

「自分の車で中（園内）見て来たから・・・」

タイヤには穴が開き、抉られたような痕もあって直せる状態ではなかったので

パンクした後、走ってしまったのか訊いてみると

「ライオンに喰われたんだよ（笑）直せないよね？（笑）」

「なんかタイヤのとこガジガジやってるなとは思ったんだけど、

まさかタイヤ喰うとは思わないからそのまま走ってたら、後にいた車の人が

タイヤ喰われてるよ～なんて言うから驚いちゃってさぁ～」

東京？から遥々福島へ、ライオンにエサをやりに来た、あのオヤジさん

どうしてますかねぇ。

日本にいながらライオンの被害に遭ったという身近な話は、

後にも先にもこれだけでしょうねぇ。

タイヤには確かに牙の痕と思しき穴が四つありました。

昆虫やら爬虫類の餌食にはなったことはありますが、

サバンナに生きる猛獣には動物園だけで十分です。

担当者：鈴木