サービス事例

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

GRヤリス TDI-Tuning ブーストアップ

【トヨタ ヤリス】
2021年10月18日

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今回は!

4度目のご入庫となるGRヤリスのブーストアップをしていきます。

 

といっても吸排気を変えていくのではなく、、

 

 

 

 

 

 

こちら、

TDI-Tuning製 デジタルチューニングボックスシステム

というサブコンのようなものをつけていきます。

 

 

 

「なにやら面白そうなものがある、つけてみようか」

そうして届いた箱です。笑

 

 

 

 

 

 

取り付けは超カンタンでした。

 

 

まずエンジンカバーを外します。

ボルトはないので引っ張るだけで取れます。

 

 

 

そしてブーストの圧力センサー上下2箇所のカプラーに配線を割り込ませていきます。

 

 

このように純正のカプラーとその挿し口それぞれに挿してハーネスを割り込ませます。

 

 

 

 

本体はヒューズボックス位置に取り付けました。

推奨位置の記載がなかったので他社さんの同様製品の取り付け位置を参考にしてます。

 

 

 

 

ちなみにこれを導入することで純正のブースト圧表示はあてにならなくなってしまいます。

というのも、ブースト圧センサーに割り込ませて

ECUに嘘のブースト圧を伝えているからです。

 

 

GRヤリスは純正でブースト1.5程かかるようですが、

それを、まだブースト1キロしかかかってないよ、と偽数値を送ります。

 

するとそれを受けたECUは、

まだ1キロらしいぞ!ブーストあげろ!! となって

実際には本来より大きなブースト圧がかかる、というものです。

 

 

なので純正メーター上のブースト圧は実際のブースト圧とは異なります。

ブースト圧を確認したい場合は別途ブースト計を導入する必要が出てきます。

 

なので今回も体感的に、速くなったな。。としかわかりません。

 

 

すでに何社か同様のパーツが出てますが基本的にはこの原理のようです。

一応偽数値を送るだけであって、それを受けた作用、その後の仕事はすべて純正制御なので

壊れるといった心配はありません、というもののようです。(メーカーより)

 

 

また保安基準に関わる部分ではない上、純正による作用なので

車検も問題ないはずではありますが

 

社外品をセンサーに割り込ませるので

各地ディーラー等ではNGとすることも否定できません。

あらかじめよく確認して下さい。