サービス事例

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

マツダ ユーノスロードスター(NA6CE) 4輪アライメント調整

【マツダ ユーノスロードスター タイヤ タイヤ・ホイール関連 > 4輪トータルアライメント調整】
2020年11月7日

みなさまこんにちは(^▽^)/

ユーノスロードスター(NA6CE)の4輪アライメント調整のご紹介です。

懐かしい車両がご来店。ユーノスロードスター初期型のNA6CEです。

とても綺麗に手入れされている極上車です!ステアリングのセンターズレが気になり、ついでにしっかりとアライメントを見てもらいたいとご来店いただきました。ではまず測定してみましょう。

アライメントレーンに車両を移動し所定の位置にセットしリフトアップします。

各ホイールに測定器具を取り付けし、測定を開始します。

車両をロールバックおよびキャスタースイングを行い、測定します。

測定データです。フロントのトー角はセンターずれ以外にかなりトーアウト。キャスター角も基準角より少し寝ている状態。リアのトー角も少しトーインが強い状態です。車高が下がっているのでキャンバー角はネガティブな方向ですが、少しつきすぎな感じです。

この車両はそれぞれ調整が出来る足回りの為、しっかりと調整して適正な状態にしてみましょう。

フロントのロアアームです。A型ロアアームとも言われますが、それぞれ赤丸の部分で調整が出来ます。

向かって左側がキャスター角。右側がキャンバー角を調整します。ステアリングロッド部でトー角を調整します。

アームの付け根はこんな感じで偏心カムワッシャーが装着されています。17mmのレンチで調整します。

リアのロアアームです。赤丸部分でキャンバー角とトー角を調整します。

微調整を繰り返して調整が完了しました。

フロントキャスター角は基準付近まで起こして、キャンバー角も少し起こして調整。トー角は基準が少しトーイン多めですが、基準に合わせました。

リアもキャンバーは起こしてトラクションがかかるように、トー角も左右差をなくして基準値に調整しました。

試走を行い違和感がないか確認したら、再度調整部分のチェックを行い作業完了です。

お客様のご要望に合わせた調整も出来ますので、どうぞお気軽にご来店ください。

本日はご利用誠にありがとうございました。是非快適なドライブをお楽しみください!

カテゴリ:アライメント 

担当者:白鳥

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