トヨタ クラウンアスリート(GRS182) 4輪アライメント調整
みなさまこんにちは(^▽^)/
4輪アライメント調整のご紹介です。
本日ご依頼で来店頂きましたクラウンアスリート(GRS182)であう。
19インチのアルミがキマッているお車です。
ではまず測定から入ります。
アライメント測定レーンへ車両を移動させます。このフロントタイヤの下にある円盤にタイヤを乗せて伽kスター角の測定や調整を行えるために可動する専用のリフトになります。
各ホイールに測定機器を取付します。
車両を前後左右に移動させ測定を行います。
そして測定した結果がこちら。
赤丸の部分がトー角になります。上側がフロントのトー角で、右側がトーアウトに振れています。
リアも左右差があり、若干ながら歪み角も発生していますね。
では、調整を行い適正な数値にしましょう。
まずリアから調整します。
赤丸の部分にトー角を調整するテンションロッドがあるのですが、カバーで覆われて見えません。
カバーを外します。
カバーを外すと見えました。このダブルナットに見える部分で調整します。
偏心カムワッシャーが見えますね。手前のロックナットを緩めて奥の偏心カムナットを回転させてトー角を適正に調整します。
フロントはステリングタイロッド部で調整をします。
ステアリングロッドのロックナットを緩めてロッドを回転させてトー角を適正に調整します。
そして調整後のデータです。
フロントは基準値ぴったりに左右調整しました。
リアは若干制動時にふらつきが出る車両でしたので基準より気持ち起こし気味に調整しました。
車のゆがみを示すスラスト角も0°00に修正されました。
引き続き試走を行い実走でふらつき等がないかの確認を行います。
試走完了。再度下回りをチェックします。
そして作業完了です。
これでクルマもしっかりと軽快な走行とタイヤの偏摩耗の原因も改善されました。
本日のご利用ご来店誠に有難うございました。
担当者:白鳥