タイヤ館安城店ブログ

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タイヤの『変』摩耗にご注意を

【タイヤ】
2022年4月19日

タイヤが擦り減るのは当たり前。でも偏って擦り減っていくのは…。みなさまが所有している車両、ちょっとタイヤを見てください。前輪はハンドルをいっぱいに切って路面との接地面をチェックしてみてください。後輪をチェックする場合は屈んでのぞいてみてください。「変」な擦り減り方していませんか?

「変」な擦り減り方とは、

路面との接地面のうち、片側の端だけが早く減ってしまう

路面との接地面のうち、両側の端だけが早く減ってしまう

路面との接地面のうち、中央部だけが早く減ってしまう

 

「変」な擦り減り方=偏って擦り減る=偏摩耗

 

下記は偏摩耗していた場合の対処方法のご案内です。

 

タイヤを新品に交換されたときに、それまで履いていたタイヤが「偏摩耗」しているとご指摘を受けたことはありませんか? タイヤのもったいない減り方、つまり「偏摩耗」という言葉は聞いたことがあるけれど、どんなふうに減るの?という方もいらっしゃると思います。

 

「偏摩耗」とは、タイヤのトレッド(路面との接地面)が道路条件や使用条件等により、部分的に異常摩耗する現象です。トレッドの片側だけが早く摩耗する「片べり摩耗」、タイヤのトレッドの中心部に比べ、両肩(ショルダー部)が早く摩耗する「両肩べり摩耗」、タイヤのトレッドのショルダー部に比べ中心部が早く摩耗する「センター摩耗」がよく見られますが、このほかにも、「局部摩耗(スポット摩耗)」や「ヒール&トウ摩耗(段減り)」といった現象もあります。

 

 

偏摩耗」はタイヤの寿命を縮めるだけでなく、排水性などタイヤ本来の性能を悪化させる場合があり、走行中の振動や騒音の原因にもなります

 

【タイヤのもったいない減り方は、こうして防ぐ】

 

偏摩耗に気づくことも大切ですが、日頃から愛車のタイヤが偏摩耗しないようにすることも大事です。偏摩耗を防ぐには、まずこめまめな空気圧点検による「タイヤの適正空気圧保持」が重要。そして、「定期的なタイヤのローテーション(位置交換)」も効果があります。

 

また、車体に対してタイヤとホイールが取り付けられる角度や位置関係をアライメントといいますが、偏摩耗のひとつの原因として挙げられるのがアライメントのズレ。せっかく新品タイヤに交換しても、そのままにしておくとまた偏摩耗を引き起こしタイヤの寿命を縮めてしまうかもしれません。

 

新しいタイヤの性能を存分に引き出し、快適でスムーズな走りを楽しむためにもアライメント調整を行っておきたいものです。アライメント調整は定期的に行うのが理想ですが、タイヤ交換もひとつのタイミングですね。

 

もし、偏摩耗している場合、新品タイヤに交換しても偏摩耗は解消されません。「アライメント調整作業」でタイヤの角度を正常値に戻さなければなりません。ご自身のクルマ、もしかしたら…と思ったり、どうなんだろう、不安だなぁ…と感じたらタイヤ館安城店にお気軽にご相談ください。

 

タイヤを上手に使えば、溝は均一に減っていきます。当店ではクルマの安全走行に欠かせないタイヤの点検を、空気圧、偏摩耗、外傷、残溝の4項目にわたって無料で実施していますので、ぜひご利用ください。

 

カテゴリ:タイヤ関連 

担当者:いとう

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