サービス事例 / 2017年2月7日

当社で手がけた技術サービス事例をご紹介します。

KONIについて♪

【トヨタ プリウス パーツ取付 > 足回り関係取付】
2017年2月7日

さて、今回はスタッフ日記でもご紹介した、

オランダのショックアブソーバーメーカー KONI のご紹介です。

実はランボルギーニやマセラティ、ポルシェにも純正採用されたり、

F1では、今ではスクーデリアが採用しておりますし、メルセデスでルイス・ハミルトンが話題をさらった時の足もKONIだったりします♪


輸入車用のサスペンションキットで有名な KW(カーヴェー)のショックアブソーバーもコンフォート向けはKONI製を使っているものも多いです。


私も、前に乗っていた、ユーノスロードスター NA6CE にスプリングセットのKONI 1130 KIT を装着しておりました。良い思い出しかないですね♪


特徴はやはりそのしなやかさと、安定性の両立に尽きると思います。

路面からの入力はしなやかに吸収し、アクセル・ブレーキ・ハンドリング時の姿勢制御が秀逸ですので安定性が高いのです。


その秘密は、例えばKONI スポーツという減衰力調整式の場合、調整できる減衰力は伸び側だけ。

つまり、乗り心地に影響する縮み側の硬さはそのままに、伸びるスピードを変化させる事で姿勢を制御する仕組みです。


通常は減衰力を硬くすると、伸びも縮みも硬くなるので、乗り心地も硬くなるのです。


これによるしなやかさが、猫足とも評されるゆえんですね。

今回試乗車として作成した、プリウスのショックアブソーバーは、FSDという商品で、KONIの特徴の縮み側の減衰力は変化させないまま、伸び側の減衰力が自動調整され、より安定性の高い商品になります。


例えば、ゼブラゾーンのような、微細な段差ですら、突き上げ感のあるノーマルと違い、より滑らかに路面をなぞるように走行する事ができます。(縮み側の減衰力が良い為。)


また、硬い様な感覚がありながら、交差点やジャンクションのようなカーブの時は、さっきまでの硬さが嘘のようにロール(横揺れ)していくノーマルとは違い、コーナー内側のショックアブソーバーの減衰力を硬く(ストロークスピードを遅く)自動調整し、ロール(横揺れ)を少なくすることで、非常に高いスタビリティを発揮できます。

30系のプリウスもそろそろリフレッシュの時期。

劣化しているショックアブソーバーでは安全性が保てません。

ノーマルショックでのリフレッシュもありですが、こういった機能性パーツで、ワンランク上の乗り味はいかがですか?


まだまだ話し足りないくらいですが・・・この辺で・・・。

試乗とあわせて、お気軽にご相談くださいませ♪

カテゴリ:足回り・サスペンション関連