タイヤの接地状態による減り方とアライメントの必要性について
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川口市坂下町
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今回は 小論文風に・・・。あくまでも風に・・・。
「タイヤの接地状態による減り方とアライメントの必要性について」です。
結論から言うと、定期的な点検及び補正の必要はあります。
確かに、これだけ車は路上に溢れていて、そして、車検では必須ではなく、
道路交通法的にも記載されていない部分であるのに、本当に必要なのでしょうか?
車検時にサイドスリップの点検は記載されています。
サイドスリップとはハンドルをまっすぐにした状態で直進した時に、
フロントタイヤがどれだけ横にずれるかの値。
車検時に検査され、1メートル進んでプラスマイナス5mmの値に収まっていれば合格。
という規定になります。
しかしサイドスリップは前輪しか見ていないのと合わせ、
その法律は、日本の道路事情が、未舗装路が殆どの頃の法律です。
併せて、その当時のタイヤは今のタイヤとは骨格の基本構造も違う上に
ステアリング支持機構もまた、別物でもあるのにかかわらず。
下の画像を見て頂きたい。
タイヤの接地面を正面から見た画像です。
向かって右がタイヤの内側。向かって左がタイヤの外側に当たります。
接地面が均等に減っていません。
溝と溝の間のブロックで見てみると、
外側が減っていて、内側に向かって斜めになっています。
これが、アライメント不良による、タイヤの減り方の一つ。
フェザーエッジ摩耗(羽状摩耗)と言われるものです。
スキーで言うボーゲンの状態での減り方です。
アライメントの世界では大幅にズレが出ている状態ですが、
ぞのズレも片側で見れば、ほんの20~30分(分度器の1度の半分以下)
でしかありません。
つまり、ここまでズレが出ても、見た目では分からない様な角度です。
フロントであれば、2年に1回補正されるかもしれませんが、
リアであれば補正されることはありません。
そして、回るだけでも抵抗が大きいので、そのずれは
どんどんずれていくものと思われます。
このずれによって、タイヤの減りが速くなるだけではなく、
タイヤの性能が発揮されるわけもありません。
安定性が失われたり、ブレーキが効きにくかったり、
勿論抵抗なので、燃費の悪化も免れません。
測ってみたら必要がなかったということはあり得ますが、
見た目ではわからない角度。
点検の必要性は十二分にあるものと思います。
※今回はアライメントの内容についてはあまり触れていません。
もっと詳しくアライメントについて聞きたい方はお気軽にスタッフまで!(笑)
カテゴリ:タイヤ関連
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