お持ちのスタッドレスタイヤ、装着前に「ちゃんと」点検しましょう!
皆さんこんにちは!隅内です。
ここ1週間でスタッドレスタイヤに履き替える方がどんどん増えてきました。
そこで今日は、既に皆様がお持ちのスタッドレスタイヤを、装着前に「ちゃんと」点検しましょう、というお話です。
まずはこちらのスタッドレスタイヤ↓ですが、パッと見た目には溝も残っていて問題なく使えそうです。
タイヤの製造年数は2018年の43週。約4年経過しています。
ここで重要なのが、ゴムの『柔らかさ』!
↓の「硬度計」という工具でゴムの硬度を測定してみると、針が赤いゾーンを指しています。
つまり、ゴムが硬くなっているという証拠です。
スタッドレスタイヤは、ゴムの柔らかさが命!
柔らかいゴムがしなやかに氷や雪の路面に「面」で接地する事で、ちゃんと効いてくれるんです。
これが硬くなってしまうと、路面に「点」で接地してしまい、ブレーキの効きがガクッと落ちてしまう。つまり滑ってしまうんです。
ちなみに新品スタッドレスタイヤは、こんなにも柔らかいです。
↓はブリヂストンのスタッドレスタイヤ、『ブリザックVRX2』。
製造年数は今年の37週。出来立てですね!
ゴムの硬度はこの通り↓
とっても柔らかいですね!
皆様もお持ちのスタッドレスタイヤを装着する際には、ゴムの柔らかさをチェックしてみましょう。
とは言っても、このような硬度計を個人で持つのは難しいので、スタッドレスタイヤの点検はぜひタイヤ館にお任せください!
安心してご使用いただけるか、プロの目でしっかり点検・お取付けします!!
担当者:隅内