エンジンオイルが乳化してる!?
こんにちは(^o^)丿
今日はレディースデーという事もあり、エンジンオイル交換でたくさんのお客様にご来店いただきました!
その中で、エンジンオイルが乳化してしまっているクルマを発見!!
エンジンオイルの乳化とは何らかの理由でエンジンオイルの中に水分が混入し、オイルと水が混ざり合ってしまうことで起こります。
本来、水と油は相反する性質を持つため混ざり合うことはありませんが、エンジン内でエンジンオイルと水分がかき混ぜられることで、乳化が起こってしまうのです。
そして一度乳化を起こしたエンジンオイルは、再び分離して元の状態に戻ることはないんです。
吸入する空気の中には水分も混じっていますが、通常、取り込まれた水分は暖機運転や長距離での走行中に蒸発するため、エンジン内に残ることはありません。
しかし、以下のようなケースではエンジンの温度が上昇しにくいため、エンジン内に侵入した水分が蒸発せず、結露としてオイルパンに残ってしまうことがあります。
- 1回あたりの走行距離が短距離での使用がメイン
- エンジンを始動させた後の暖機運転が十分に行われていない
- エンジンの始動と停止をこまめに繰り返すハイブリッドカー
オイルパンに溜まった水分はエンジンの動きによってエンジンオイルと完全に混ざり合い、乳化を起こしてしまうんです・・・。
乳化を起こしてしまうと、エンジンオイルの機能が著しく低下してしまいます。
今回のお客様は、短距離の使用がメインとの事だったので乳化が起こってしまったのかもしれません。
エンジンオイルとエレメント交換の予定でしたが、現状をお伝えしフラッシングを追加しました。
フラッシング剤を入れてしばらくエンジンを回し、エンジンオイルを抜いてみると・・・
白濁したエンジンオイルが出てきました・・・(・.・;)
あとは新しいエンジンオイルを入れて完了です!!
気温が下がってくるとお車の暖機に時間がかかってしまうので、乳化しやすくなる時期でもあります。
当店ではエンジンオイルの交換はもちろん、点検だけでも承っておりますので是非お気軽にご来店くださいね(*^_^*)
タイヤ館 新発寒
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担当:水谷