タイヤの使用限界
2016年5月29日
タイヤの溝にはスリップサインと呼ばれる突起があり、
タイヤの使用限界を示しています。
タイヤの摩耗が進みスリップサインとタイヤの表面が一致した状態で
残り溝1.6mmの状態となり、使用限界となります。
写真のタイヤはスリップサインとタイヤの表面がほぼ一致しており、
溝の深さを測定したところ2.0mm程度でした。
タイヤの溝は雨の日などに道路とタイヤの間にある水を掻き出す
役割をもっており、溝が少なくなるとこの役割を十分に果たせなくなります。
安全なドライブの為には、残り溝3~4mm程度での交換をおすすめします。
当店では写真のような「デプスゲージ」と呼ばれる道具で
タイヤの溝の深さを正確に測定してお客様にお伝えしています。