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エンジンオイル交換の適切な時期とは?詳しく解説!【タイヤ館郡山北】

【メンテナンス商品 オイル関連 > エンジンオイル交換】
2024年2月16日

車を運転する上で大切となってくるエンジンオイル交換

定期的に交換しなかった車に合わないオイルを入れると

燃費の悪化エンジンの不調、最悪エンジンの故障にもつながります

なのでここでは日本サン石油さんの情報をお借りしながら

エンジンオイルの交換の必要性や時期を詳しく解説します!

目次

そもそもエンジンオイル交換はなんで必要なの?
エンジンオイルの6つの性能
適切な交換時期はいつ?
交換にかかる費用、時間は?

 

そもそもエンジンオイル交換はなんで必要なの?

エンジガソリンスタンドやディーラーなどからエンジンオイル交換を薦められた経験は

多くの方があるのではないでしょうか?

「売り上げのためで実は交換不要なんじゃない?」

そのように侮って交換を怠っていると

1・燃費の悪化
2・車の寿命の低下
3・エンジンの故障

などが起こってしまいます

1,燃費の悪化

高速で回るエンジン内の動きを滑らかにするために、エンジンオイルが使われています

この潤滑作用は徐々に劣化してしてしまい交換しない限り回復しません

劣化するとエンジンの負荷が増し、エンジンを動かすのにより多くのガソリンを消費することになります

2、車の寿命の低下

エンジンは内部でガソリンを燃焼させ動いているので燃焼時にスラッジ(すすや不純物)が出てエンジン内部にたまっていきます

そのスラッジを取り除くのにもエンジンオイルが使われます

なのでエンジンオイルがどんどん黒くなっていくのです

ですがこの機能にも限界があり

交換を怠るとエンジン内のスラッジを取り除けなくなりエンジンが劣化、車の寿命が低下します。

 

3、エンジンの故障

エンジンそのものが故障する場合もあります

理由はすでに説明した通りで、最悪のパターンです

修理もできますが高額でオイル交換をし続けるほうがはるかに安価です

エンジンオイルは運転と時間経過で劣化する

エンジンオイルが車にとって重要な役割を持っていることはご理解いただけたかなと思うのですが

「あんまり乗ってないから交換なんていらないでしょ?」

と言う方もいらっしゃいます

断じていいますが絶対必要です!

なぜエンジンオイル交換が必要になってくるかというと

エンジンオイルが日々の運転で汚れたり経年劣化で酸化し性能が落ちていってしまうんです!

性能が落ちていくとエンジンにダメージが蓄積していき

故障の原因になります

 

エンジンオイルの6つの性能

エンジンオイルには先ほど説明した潤滑性能と洗浄性能を含めた

潤滑・密閉・冷却・応力分散・防錆・洗浄

の6つの性能があり

この性能のおかげでエンジンは正常に動くことができます

6つの性能
潤滑性能
エンジン内部の金属同士が触れ合うところにオイルが供給され、摩擦の低減と金属磨耗を防止しています。

エンジンオイルが足りなかったり劣化していると潤滑性能が低下しエンジンの故障の原因になってしまいます

密閉作用
ピストンとピストンリングの隙間に入り込み爆発エネルギーを密閉、爆発ガスの吹き抜けを防止。圧縮行程でも密閉効果により、圧縮漏れを防止しています。

エンジンはシリンダー内で燃料を燃焼させて得たエネルギーを利用するので、隙間があるとエネルギーが外部に漏れて必要なパワーが得られません

適切な粘度のオイルを使い適切な量のエンジンオイルを入れることで本来のパワーを出すことができます

応力分散性能
極端に強い力が加わる場所にオイルが存在することでオイルがショックを受け止め、吸収して力を分散させます。

劣化したエンジンオイルは応力分散性能が失われエンジン内部の部品にダメージが加わりエンジンの不調を招きます

冷却性能
エンジン内部は高温になります。エンジン内部で最初に熱を受け止めるのがオイルです。オイルはピストンとピストンリング、ピストンリングとシリンダーの隙間に入り込み熱を奪いながらオイルパンに戻り、冷却性能を発揮します

エンジンオイルが劣化ししていると熱をうまく吸収できずオーバーヒートを起こしてしまうかもしれません

清浄分散性能                                            エンジン内部に発生する燃えカスやカーボンなどの汚れをオイルに取り込むことで、エンジン内部に付着することを防いでいます。オイルが黒く汚れるのはこの性能を発揮しているからです。

エンジンオイルが劣化しているとエンジン内に汚れが溜まっていきエンジンに不調をきたす恐れがあります

防錆性能
オイルが金属面に付着することで水分や酸素、有害ガスなどと直接触れ合うことを防止し、金属が錆びることを防いでいます。

エンジンオイルが古くなると油膜が薄くなり防錆性能が低下します

 

エンジンオイルの適切な交換時期

エンジンオイルの交換時期は

走行距離3,000km〜5,000kmか3ヶ月〜6ヶ月

どちらか早い方が来たらです

走行距離や走行頻度に関わらず交換してください

先ほど説明しましたが

エンジンオイルは放っておいても酸化していき性能が落ちてしまいます

なので最低でもこのサイクルは守りましょう

ディーラーの交換推奨は1万キロ?

正規のディーラーや外国車のディーラーは1万キロ毎の交換を推奨しているところもあるようです

外国車は性能が高い最上級のエンジンオイル(全合成油)を使っている場合が多いですが

それと交換頻度は関係ありません!

長距離で高頻度で走行する場合は10,000km

シビアコンディションと呼ばれる短距離走行が多かったり埃っぽいところを多く走行する場合5,000kmに設定されているようです

交換にかかる費用、時間は?

交換にかかる費用は

エンジンオイル持ち込みの場合

交換工賃  550円

当店で購入した場合

交換工賃 0円で作業します

エンジンオイルの値段は種類やオイルの粘度により異なります

エンジンオイル交換の時間は

約20分〜40分程度かかります

エンジンオイルの種類

先ほどエンジンオイルの値段は種類により異なると書きました

製造方法や加える添加剤などの有無により下記の3種類に分類されます

 

全合成油 【性能=高】長距離運転向け

化学的に安定した物質として文字通り合成されたものです。

【特長】
・寒くても「硬くならない」
・高温でも「粘度変化が少ない」
・酸化劣化しにくい
・燃えにくい
・蒸発しにくい
・一部の合成油には「極性」があり、金属表面に吸着することでドライスタートのダメージを軽減する

合成油 【性能=中】街乗り向け

全合成油と鉱物油をブレンドすることで、鉱物油よりも高性能に設計でき、全合成油よりもコストを抑えることができます。

鉱物油 【性能=低】過走行車向け

残油から不純物や有害物質を取り除いたものです。熱には弱く、全合成油ほどの性能はありませんが、性能の劣化がおだやかで、また価格が安く抑えられます

エンジンオイルの粘度

SAE粘度グレード

米国自動車技術者協会が定める粘度の規定です。
粘度表記の「0W-20」5WはWinterグレードといわれ、寒冷時のオイル粘度を表しています。数字が小さいほど、粘度の低いサラサラしたオイルになります。後ろの「20」は高温時の粘度を表します。この数字が大きいほど高温時の硬い、粘度の高いオイルとなります。

環境配慮の観点から省燃費性能を高めるためエンジンオイルの低粘度化が進んでいます。0W-16、0W-20などの低粘度オイル指定車に10W-40や20W-50などの高粘度オイルを使用すると故障、破損する可能性があります。

車によって指定粘度がありますので、その指定粘度がひとつの基準となります。

(日本サン石油HPより抜粋)

どのエンジンオイルを使用すれば良いの?

お客様の車に合うエンジンオイルの粘度は車の取り扱い説明書に記載されています

その記載されている粘度のものを使用すれば問題ないです

わからない場合はお近くのタイヤ館のスタッフにお聞きください

まとめ

エンジンオイルには防錆や洗浄など様々な性能があり、交換をしないとエンジンの不調や故障の原因になってしまいます!

お手軽にエンジンオイルを交換したい方は

経験豊富なスタッフが在籍しているタイヤ館郡山北店にお越しください!

事前にWEBなどで予約をしていただくと

当日の待ち時間を短縮でき

素早くエンジンオイル交換をできます

 

タイヤ館 郡山北
住所:963-8052福島県郡山市八山田2-12
電話番号: 024-927-1115
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カテゴリ:エンジンオイル