ランエボⅩ ボディ補強からのアライメント調整
店長の宮本です。
暑くなったり、ひんやりしたり・・・・。忙しい天気に振り回され、夏バテ風味のワタクシ。
どうやら若さがかなり足りなくなってきましたが、気合と根性で苦手な夏場を乗り越えていきたいと思います。
本日の作業紹介は、ランエボⅩのボディ補強パーツ装着模様です。
なぜか最終的にはアライメント調整を実施しているわけですが、順を追って説明していきましょう♪
ちなみに今回の紹介もタイヤ交換ではありませんが、本業はタイヤ交換のタイヤ館加古川中央店ですのでお忘れなく!
今回装着の補強パーツはクスコ製ロワアームバーver2です。
フロント下周りの補強パーツなわけで、装着部はアンダーカバーに隠れているため、まずはカバーの取り外しからスタートします。
大量のピンにて取り付けられているカバーを取り外すと・・・・
いきなり取付完了です。
と、思わせてここからが大切な作業です。
ランエボⅩ用ロワアームバーは、ロワアーム根元のブッシュと共締めとなるためジャッキアップしたまま本締めしてはサスペンションが本領を発揮できません。
そんなわけでアライメントリフトを利用して、1G状態且つ水平状態にて本締めを実施しました。
いっけん地味な作業ですが、このような小さな積み重ねが完成形に少しずつ影響するものです。
出来ることは限られていますが、少しでも良い状態での提供を目指して当店では作業を実施させて頂いております。
本締めが完了したら、アンダーカバを元に戻します。
一部ロワアームバーと干渉する部分がありますので、説明書に従い干渉箇所をカットです。
前から見るとこんな感じ♪
後ろから見るとこんな感じです。
いい感じに装着できました。
本題に戻りまして、今回の補強パーツ装着に伴いブッシュ部の位置変化が起こる可能性があります。
位置変化が起こると当然アライメントにもずれが発生する可能性があるわけで、確認しておきましょうということになりました。
更に、どうせアライメントをするんだから(?)ということで車高のリセッティングもついでに実施。
似通った作業は、一気に進めることで工賃面ではお得になる場合がありますよ。
お客様が迷われた場合は、是非百戦錬磨の当店スタッフまでご相談ください。
そんなわけで、いよいよ仕上げのアライメント調整です。
オーナー様は、町乗りもされます。
サーキットも走られます。
気持ちよく走りたいし、タイヤも長持ちの方が良い・・・・。
いろいろ要望を伺ってしまいましたので、知恵を絞っての作業となります。
アライメントテスターには、メーカー推奨値データが入力されていますがそれはあくまでノーマル車両向けデータです。
基準値をほんのすこーし参考にしながら、様々な要望に応えることを想像しつつ適正値に調整を実施しました。
いつも遠方よりのご来店誠にありがとうござます。
補強効果による回頭性アップとトータルバランス向上を狙ったアライメントの成果については、次回来店時の感想を楽しみにしています。
今回もタイヤ館加古川中央店をご利用いただきましてありがとうございました。
担当者:宮本