くやしくて、涙する。
2011年3月14日
昨日、福島に住む知り合いにやっと連絡が取れ、安否が確認できた。
話しを聞くと、我々の想像以上の悲惨な状況に言葉を失った。
あちこちで、地面が陥没し、液状化した土水があちこちから吹き上げ、
橋は10センチ以上も上下にずれ、水・ガス・電力といったライフラインは、
完全に破壊されているそうだ。コンビニにも食料などを求める長蛇の列。
しかし、程なくその列はなくなり、お店の中は、何もなくなる。
僕も良かれと思い、『カップラーメンとか送りますか?』というが
『水が出ないから、駄目だよ。ご飯も炊けないし。』と明るく答えてくれる。
自分の思慮のなさが情けなくなる。無意識の中に水・ガス・電気が当たり前に
整っていると思い込んでいる。なんにもいえない。そもそも携帯電話のバッテリーも
充電できない状態なのに、電話をしているのも甚だ迷惑な話かもしれない。
『がんばってください』と伝え、電話を切った。
何か出来ることはないかと考えるが、何にも思い浮かばない。
被災者の皆さんのことを思うと、くやしくて涙がでる。
僕らにできること。
微力かもしれないが、節電からやってみる。
蛍光灯も半分にしてみる。トイレの便座の電源を切ってみる。
そんなことしか出来ないけれど、一緒にがんばりたい思いはある。
がんばれ!!日本!!
負けるな!!日本!!
担当者:武田