【注意】!応急用タイヤは!【注意】
こんにちは~チーフの輪千で~す(^O^)
本日パンクでご来店されたお客様が装着されていた
テンパータイヤが衝撃的でしたので情報共有です\(゜ロ\)
写真上がそのタイヤでして、その下の写真はタイヤが
地面と接している部分、トレッド部のアップ画像です。
見事にセパレートしていて(セパレートとはタイヤのゴムと
コード・スチールベルトの剥がれてしまっている状態を言う)
あとほんの僅か交換が遅ければテンパータイヤもバーストして
しまっていたのは言うまでもありません。この状態で420Kpsもの
空気を充填と言うのは正に自殺行為です!すぐに空気を抜きたい
位の状況なんです(>_<)破裂したら命に関わる重篤災害になります!
特に最近のお車は殆どがテンパータイヤ(正確にはテンポラリー
タイヤ=テンポラリーとは間に合わせの意味です。スペア=予備
と言う事なので、純正装着と同じサイズのタイヤが本当のスペア
となり、写真のようなものはテンポラリータイヤなのです。)
となっており、ご覧のように純正と比べると非常に細く軽く作ってあり
収納に優れた作りになっているんですが、なにせ細く心もとない
つくりのタイヤですから出来る限り駆動輪には装着せずに、
FF車ならばリアに装着するのが望ましいです。
場所や状況にもよって致し方なしに駆動輪に装着した場合は
速やかにパンク修理・タイヤ交換を出来る工場へ移動し修理を
受けなければなりません(>_<)もちろん、そうでない場合も速やかに
タイヤの修理・交換は必要となりますが…
今回の例は、非駆動輪に装着されていましたが溝が結構摩耗して
いましたし、空気圧も3kps程度しか入っておらず製造から10年以上
経過してしまっていましたので、空気圧不足と劣化及び過剰な負荷が
原因ではないかと推測されますね。
どうしても普段ほとんど使用しないテンパー・スペアタイヤは
その製造年月日にまでは気が行き届きませんが、やはり10年以上
経過した応急用タイヤは注意が必要です(^_-)-☆
そして、応急用タイヤに交換した際にはあまり走らずただちに
修理・交換をお受けになってくださいね(^0_0^)
専門用語を多用してしまいましたので、関連リンクをご参照ください!
担当者:輪千