震災から5年。
2016年3月11日
東北大震災から5年が経ちました。
あの日のことを今でも鮮明に覚えています。
当時私は高校1年生で数学の授業中に地震の揺れを感じ、
雪の降る寒い中、学校にいた生徒は校庭で揺れがおさまるのを待ちました。
校舎の老朽化が進んでいたので、このまま潰れるのでわと
緊張感もなく友達としゃべっていたものです。
停電になり、テレビが見れないことでラジオから情報が入っていましたが
他の県が大変なことになっているのを知ったのは新聞でした。
写真を見て絶句したものです。
兄が4月から仙台の専門学校に入学が決まっていましたが、
当時はまだ実家で準備を進めている段階でした。
兄がもし仙台にいたら?ぞっとしました。
そのあと始めたアルバイトも
震災の影響で食材が届かなかったり、
早めに店を閉めたりと大変な状況が続いていました。
もう5年と捉える方もいるかもしれませんが
私からしたらまだ5年です。
未だ見つかっていない人もいると
今朝のニュースでやっていました。
たくさんの人が亡くなり、
暗い雰囲気に包まれていた被災地も少しずつ復興が進んで
明るさを取り戻しています。
東北にいた1人として
この出来事を忘れず、次の世代に伝えていきたいものですね。
担当者:たかし